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スタジオタッククリエイティブ バイク・クルマ編集局

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4Lモンキー復活術

モンキークルージン等、ホンダ・モンキー関連の本を多数出版してきたスタジオタッククリエイティブですが、意外や意外、4Lモンキーの特集本はこれまでありませんでした。
担当者本人が作り始めてそんなことを気付いた初の4Lモンキー本、「4Lモンキー復活術」が発売になりました!

現行モンキーから遡ること3代、独特な形状のタンクが人気&名前の由来である4L(よんりったー)モンキー。
「ビンテージモンキー復活術」でレストアしたZ50Zの後継車種で、初めてスイングアームが採用されたモンキーです。また基本構造の多くが子孫たちに継承されましたが、現在でも多く走り回っている5Lタンク12V電装車(4Lモンキーの2代後)と比べると、独特な部分があるのもまた事実。

そんな4Lモンキーを徹底的に分解し、綺麗かつ正常に組み立て直す過程を紹介するのが、「4Lモンキー復活術」です。

モデル車はカスタムしたけれどなんだかパワーが出ない、と半放置状態だったもの。あちこちパーツが変わっていて、使われているボルトやその締め加減もかなり怪しかったのですが、無事組みあがりました。
4Lモンキー

一番の問題点はピストンで、12V用が使われていました。何が問題かというと、圧縮比が大きく下がってしまうんです!

モンキーにも使われるスーパーカブ系エンジンは、4Lモンキーの時代、'70年代から'80年代にかけて多くの変更が加えられています。中でも重要なのがクランクと腰上で、6V時代後期からロングストローククランクに変わり、腰上の仕様も大きく変わっています。
6V中期までは、短いコンロッド&長いピストン(全高が長く、ピストン穴から上の寸法も長い)で、それ以降は長いコンロッド&短いピストン(全高が短く、穴から上の寸法も短い)となり、どの組み合わせでも取り付けはできますが、長いコンロッドに長いピストンだとピストンがヘッドに当たり(即エンジンブローなので絶対にNG!)、短いコンロッドに短いピストンでは、エンジン始動はできても、ピストンの上面が正規位置より低くなる=圧縮比が大幅に下がってしまう、ということなのです。
4Lモンキーエンジン

同じ時代のホンダ横型エンジンといえど、使っているピストンは車種により微妙に異なるため、ピストンの調達はなかなか厄介。また今回開けたエンジンは70ccでしたので、スーカーカブ70の純正ピストンを調達しようとしたのですが、欠品でした。幸いにしてTKRJさんといった補修用ピストンがあるのですが、70はヘッドガスケットも欠品と、道のりはなかなか大変でした。

前置きが長くなりましたが、エンジンだけでなく独特な車体部分まで情報満載の「4Lモンキー復活術」、オーナー、ファンの皆様、是非お買い求めいただければと思います。
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