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スタジオタッククリエイティブ バイク・クルマ編集局

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皆様、暑い中お元気でしょうか。
編集・さくまです。

編集部のある関東地方は、お盆休み期間は比較的過ごしやすい気温で、私はバイクいじりに精を出していました。
オイルにまみれたエンジンの分解だったので、まぁ色々大変でしたが…。

さてそんな8月の新刊をご紹介。
ヘル・オン・ホイールズ

その名もヘル・オン・ホイールズ。直訳すると車輪の上の地獄となり、なんだそりゃ?です。
どんな本かと言いますと、アウトローモーターサイクルクラブの歴史と実態が知れる本です。でもアウトローモーターサイクルクラブって何?というのが正直な感想でしょう。直訳すると暴走族なのですが、しかしその実態は暴走族とはかなり違います。

いわゆる日本の暴走族は、若気の至りといった感じで、社会人となる前の若者が主体です。しかしアウトローモーターサイクルクラブのメンバーは若者に限りません。バイクという共通点を持ちつつお互いを助けあうブラザーフッド=兄弟愛の集団であるだけに、少年期の一時期に留まるものではなく、また「入りたい」と意思表明すればすぐ入れるものでもないのです。

ハング・アラウンドと呼ばれる、クラブの取り巻きとして認知されることから始まり、準会員であるプロスペクトに昇格後、幾多の困難を経てやっと正会員、メンバーになることができます。それだけに生涯を通じて所属することも珍しくありません。

本来この説明はモーターサイクルクラブ=MCに当てはまるものです。なぜその名の前にアウトローが付けられるかといえば、暴走行為とも呼ばれる大騒ぎや、いわゆる犯罪行為に手を染めるMCがあるため。かなり古くからアメリカのバイク文化に触れ、世界一有名と言えるアウトローMC、ヘルズ・エンジェルズのサニー・バージャーにも会ったことがある弊社の社長いわくアウトローモーターサイクルとは「バイクヤクザ」と呼べる存在なのです。

と、実態を説明しようとするとマイナスなイメージばかりになりがちなアウトローモーターサイクルクラブですが、クラブ員が全員犯罪者なわけではなく、プラスの側面も持っています。その理解を助けてくれるのが、本書ヘル・オン・ホイールズです。

どのようにしてモーターサイクルクラブが誕生し、発展していったのか。そこから現代に至るまでどのような紆余曲折があったのか。これまで部外者による多分な憶測が含まれた上で語られてきたものを、自身もMCのメンバーである著者が、MCメンバーのプライベート写真などを交えて綴っています。

編集作業において、当然その内容を何回も読んだわけでして、その感想を言えば、アメリカを始めとした西洋のモーターサイクルクラブとは、クラブという軽い印象を与える表記では全く吊り合わないと思える重い存在で、日本とは全く違うということ。その真実の姿を知りたいなら、ぜひとも読んでいただきたい本です。

そして最後に1つだけ。日本では看板とも呼ばれる、パッチ付きのベスト。日本ではファッションの1つという認識ですが、アメリカでは全く位置づけが異なるので、それを身に付けて外出してはいけません。パッチは“普通のライダー”が身に付けるものではないため、地元MCに「シマを荒らしに来た」と見なされ、とてつもなくまずい事態に陥る可能性が高いので。

書籍の詳細はこちら
ヘル・オン・ホイールズ
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